バドミントン ダブルスの動き方の基本 ローテーションを覚えよう!

バドミントンのダブルスってどう動いていいか分からない?

バドミントンのダブルスって難しい。シングルスと違ってペアを考えて動かなきゃいけないし。考えると足が止まっちゃって全然動けない。

そんなダブルス初心者に向けて、ダブルスの基本の動きとローテーションについてなどを分かりやすくお話したいと思います。難しいと思われがちなダブルスの動き方ですが、突き詰めると意外と簡単です。

一対一で楽しむのもいいですが、やっぱり大勢でやったほうが楽しいと思います。ダブルスは同時に4人もバドミントンを楽しめる競技です。せっかくダブルスをやるなら動き方を覚えてより楽しんじゃいましょう!

この記事の内容
・ダブルスのフォーメーション
・フォーメーションの切り替え
・ダブルスのローテーション

ダブルスのフォーメーション

ダブルスはコートに2人ずつ相対して行う試合です。その2人の位置関係によってフォーメーションに名前が付いています。

そのフォーメーションとはトップアンドバックサイドバイサイドです。まずはこれらがどういったフォーメーションなのかを説明します。

トップアンドバック

意味はそのままでトップは前、バックは後ろ、つまり2人の選手が前後に並んでいるフォーメーションです。


画像では手前側のペアが前後に並んでいますよね?これがトップアンドバックです。ちなみにトップアンドバックのフォーメーションをとっているときに前にいる選手を前衛、後ろにいる選手を後衛と呼びます。

また、画像の後衛の選手はスマッシュを打つ体制になっています。トップアンドバックは主に攻撃の場面でとるフォーメーションです。

サイドバイサイド

こちらもそのまま横と横、つまり選手が横に並んでいるフォーメーションです。

奥のペアは右と左に並んでいますね。こちらは主に守りの場面でとります。

2つのフォーメーションの切り替えのタイミング・判断基準

はじめてダブルスをやる方がつまづくのがここだと思います。トップアンドバックなのかサイドバイサイドになるべきなのか分からない。だからダブルスは難しい、と思ってしまいます。でも実際は簡単です。たった一つの判断基準があります。それは

自分たちは攻めているのか守っているのか

です。細かく言うと攻めることが出来るか、攻められ(てしまい)そうかということです。フォーメーションの説明で言った通り、トップアンドバックは攻め、サイドバイサイドは守りです。

つまり攻めているとき、もしくは攻撃可能なときはトップアンドバックになり、守っているときはサイドバイサイドのフォーメーションをとります。

攻めているとはスマッシュやプッシュ、ドライブなどで押している時です。たとえば、相手がクリアーを打ってきたらこちらはスマッシュで攻めることができますよね?このときはトップアンドバックになって攻撃します。

逆に守っているとはこちらがクリアーやロブなどを打った時です。相手からスマッシュなど攻撃的なショットが予想されるのでサイドバイサイドのフォーメーションで守ります。上げたらサイドバイサイド、上がってきたらトップアンドバックと良く言われるのはこういうことです。

また、この基準をもとにすると、初心者の疑問が解消されると思います。たとえばペアがドライブを打ち始めたらどうしたらいいのか分からないなどです。そのドライブでこちらが押しているときは前に出て、トップアンドバックになります。

攻めに転じる・守りに入る

ちょっと発展的ですが覚えておいて損はないことです。

上級者の試合ではロブやクリアなどをこちらが打ってもトップアンドバックのままでいたりする場面があります。これは相手が攻撃的な球を打ってこないと判断して攻撃を続けようとしたためです。

たとえばこちらがバック奥にロブを打って相手がバックハンドで取りに行ったとき、相手から強打が返ってくることは考えにくいです。

自分が攻めているのか、相手が強打してくるかどうかの判断は最初は難しいと思います。この判断は経験を積んでいけば分かるようになります。相手がどういった状況なら強打できないのかなどを考えながらプレーすれば上達も早まると思います。

上げたら広がるなどをいつまでも続けていると、上達の妨げになります。攻めと守りの判断力を身につけましょう。

ここまでのまとめ

  • トップアンドバックは攻撃の陣形
  • サイドバイサイドは守りの陣形
  • 攻めているか守っているかで判断

ローテーションとは

ローテーションとは、ペアの2人がその時々の状況に合わせてフォーメーションを変えたりする動き方のことです。

ローテーションは主に2つの目的を果たす手段です。その2つの目的とは

  • 攻守の切り替え
  • 攻撃の継続とカバー

です。1つずつ見ていきます。

攻守の切り替え

トップアンドバック←→サイドバイサイドという切り替えです。

守りから攻め

サイドバイサイドで並んでいるとします。このとき赤い選手がヘアピンなりプッシュなりを打って矢印へ出ました。次は上がってくることが予想されます。このとき青い選手は素早く後ろに下がります。

このようになってトップアンドバックになります。赤の選手はネット前でさらに攻撃を続けることができ、青の選手はシャトルが上がってきたらスマッシュで攻めることが出来ます。

今度は青い選手の後方にシャトルが上がってきた場合です。このとき、青い選手が攻撃出来る体勢で下がった場合、赤い選手はその空いた穴を埋める形で前にでます。

攻めから守り

このときのカギは前衛の動きです。前衛は後ろを見ることができません。だから後衛の動きを把握しづらいです。しかし後衛は前衛を見ることができます。前衛の動きに合わせて後衛は動くことができます。だから前衛が迷ってしまうと後衛も迷ってしまいます。思い切って動くことが大切です。

この状態で赤い選手が守りのショットを打ったとします。そうしたら赤い選手はまっすぐ後ろに下がり、青い選手は逆側のサイドを守るように前に出ます。

ただし後衛が守りのショットを打った場合は注意が必要です。基本的には前衛が近いほうのサイドに下がり後衛が合わせて動きます。ただ、後衛がサイドに追い込まれてしまったときは後衛のいる逆サイドに前衛は下がります。

後衛がサイドに追い込まれた場合に前衛がそのまま下がってしまうと後衛はクロス側の遠いサイドへ移動することになります。体勢がくずれているのと、遠いことから守りに隙ができてしまいます。なのでサイドで追い込まれた場合は、後衛がそのまま前に出られるように前衛は下がりましょう。

ここまでの話を一旦まとめます。

  • 片方が前に入ったらもう片方は後ろに下がる
  • 片方が下がったらもう片方は前に入る
  • 前衛は思い切って動く
  • 守りのときは基本前衛はまっすぐ下がる
  • 後衛がサイドに追い込まれた時は斜めに下がる

攻撃の継続とカバー

もう1つのローテーションの目的は攻撃の継続とカバーです。

ペアに任せるよりも自分が打った方が良い体勢で打てる、または後衛は追いつけなさそうだけど自分の方が近いから攻撃出来るなど、そういった状況で行います。

たとえば画像のような立ち位置で青の選手のスマッシュがクロスに大きくリターンされたらどうでしょう。このときは赤い選手の方がシャトルへの距離が近く、またその前の球を打っていないため体勢はいいはずです。逆に青い選手は距離が遠く、スマッシュを打った直後で体勢が良くないと考えられます。

この状況で赤い選手がシャトルを取りに行くことで、攻撃を継続できます。ただしそうすると前ががら空きになってしまうので、青い選手は素早く前に入りましょう。

逆サイドでも同じことが言えます。

つぎにもう一つのパターンです。

画像のような立ち位置で青い選手がストレートにスマッシュを打ち、レシーブが黒い位置に飛んできたとします。前衛の守備範囲でもありますが、後衛が取ることもできる微妙な位置です。こういった状況では後衛が取ったほうが攻撃の継続とカバーができます。

もし前衛がこの球を取りに行くと

それぞれの守備範囲はこのようになり、オープンスペースが大きくなってしまうのと青い選手の負担が大きくなってしまいます。青い選手はスマッシュを打った直後で体勢は良くないので次の球で攻撃するのは難しくなります。

ここを後衛が取りに行くと

このようになります。赤い選手の範囲が広いように見えますが、赤い選手はシャトルを打っていないので体勢が良いはずです。逆に体勢の悪い青い選手はストレートに絞って攻撃を続けることができます。スマッシュを連打して前に詰めることが出来ます。

クロスへリターンが来ても前衛だった選手が下がって打つことで攻撃できます。

ということでとりあえず以上がローテーションの主なパターンになります。

ダブルスのフォーメーションとローテーションのまとめ

ダブルスは来た球にたいしていかに穴の少ない、攻撃のフォーメーションを作れるかがとても重要です。トップアンドバックとサイドバイサイド、この2つをスムーズに切り替えられるようにしましょう。

また、途中でも言った通りローテーションは目的を果たす手段です。コートの穴を減らしたりより良い体勢で打つことなどを考えて動いた結果自然とそうなるものです。あまり考えすぎずに取り組むことも大切です。

この記事で紹介したことは1つの例であり、動き方に答えなどありません。ペアの弱点や自分の弱点などを相談して自分たちのローテーションをつくることも上達のカギです。まずは色々と試してみて、攻めと守りの感覚をみにつけつつ試行錯誤してみてください。

ではこの記事は以上です。

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