
バドミントンでシャトルを打っていてガットが切れるとなぜか感動しますよね。特に初めて切れるときはとてもうれしかったのを覚えています。
よくよく考えればガットの張り替えにはお金がかかるので、切れないガットがあれば最高なのですが今のところそういうものはありません。つまりガットが切れたら張り替えをしてもらう必要があります。また、ガットが緩んできたときも張り替える必要があります。
この記事では、その張り替え時期の目安やテンションなどについてのお話をしていきたいと思います。
・ガット張り替えの時期
・張り替えの費用
・ガットのテンションを上げる(下げる)目安
結論 切れたら張り替えれば十分
はい、というわけで結論は見出しの通りです。
ガットは切れた時に切り替えればOKです。というかずっとバドミントンをやっていれば、張り替えの時期を考える前に切れます。
またガットが試合に及ぼす影響はそれほど大きくないので気にしなくてOKだと思います。ましてや初心者の場合はガットなんてほぼどうでもいいです。
ただ、細かいことを考えると張り替えのタイミングも多少はプレーなどに関係してくるのでその辺の話をしていきます。
ガットの張り替え時期
ガットが切れた時はもちろん季節の変わり目も張り替えることをおすすめします。
ガットが切れた時
これは当たり前ですね。
ただ、ガットを張り替えてもらう前にやっておくべきことがあります。
それについては別の記事で書きたいと思います
季節の変わり目(だいたい3カ月)
意外と気にしている人は少ないのですが季節の変わり目もガットの張り替えをおすすめします。季節の変わり目はガットが緩みやすいです。個人的には常にガットのテンションは変わらない方がいいと思っていいるので、季節の変わり目はガットを張り替えをおすすめします。
気温が変わるとガットが多少伸び縮みします
とくに冬から春にかけて気温が上がってくるとガットが伸びてたるんできます
そのままガットを放置するとなかなかたるみます。そして次にガットを同じテンションで張ってもらうとき、そのギャップが大きくなります。同じテンションでも張る前はたるんでいて、張った後はとても硬く感じます。そうなると自分に合った適正テンションが分からなくなるので季節ごとの張り替えをおすすめします
大会前で切れそうなときは張り替えた方がいい?

個人的には間に合うなら張り替えた方がいいと思ってます。
試合中にガットが切れた場面を考えて見ましょう
ラケットを複数持っている場合はラケットを交換します。するとそれまで使っていたラケットと飛びの感覚や重さなどが変わります。
また、ガットが切れそうだということは、それだけで1点を失う可能性が高まります。ラリー中にガットが切れたらそのラリーはほぼ取られます。
1点で流れが変わる可能性を考えると万全を期すという意味で張り替えたほうがいいです。
ガット張り替えの費用の目安
2200円前後が相場だと思います。(自分で張ることは想定外)ガット代が1000~1500円でガット張り賃が1000円という店が多いです。
トップ選手も多く使用しているヨネックスのBG66ULTIMAXというガットは税込1404円です。↓

ちなみに僕が使っているAEROSONICというガットは税込1512円です。↓
細ガットで耐久性が低いですが、反発も良くオススメガットです。

ただ、このままの値段ではなくバドミントン専門店などでは専門店割引などをしている場合が多いので、もう少し安く張ることができます。
僕が張ってもらっているお店では先ほどのエアロソニックが1100円くらいで買えました。
ガットのテンションはどうする?
さあガットが切れたぞ!よし、張り替えよう!
となったとき、ガットのテンションを上げるか下げるかもしくはそのままかとても迷うと思います。さらに変えるならどれくらい変えるのかということも疑問かと思います。ここにひとつの目安を示したいと思います。
ガット自体は変更しないものと考えます。ガットを変えると結構飛びに差が出るので。
ちなみにガットが切れたとき、張り替えに出すまえにやることがあります。こちら↓の記事でどうぞ。

ガットが切れたとき、あなたはそのまま放置していませんか?ガットが切れたら放置してはいけません。ガットをハサミで切る、記録するの2つをやりましょう。
その前にガットの基礎知識
ガットのテンションを上げると

スイートスポットが狭くなる半面、反発力は増します。テンションを下げた場合はその逆です。
テンションを上げる目安
テンションを上げた方がいい方のチェックポイントです
- ラケット面の真ん中でガットが切れた
- スマッシュを速くしたい
- 力には自信がある
これらにあてはまる方はテンションを上げても大丈夫でしょう。1番上の真ん中でガットが切れたというのは、あなたがスイートスポットでシャトルを打てているかどうかという意味です。
テンションを上げた場合、しっかりと面の真ん中でシャトルを捉えることができないと全くシャトルが飛ばなくなります。
テンションを下げる目安
- まだうまくシャトルに当たらない
- クリアーがあまり飛ばない
- 力が強いほうではない
- ガットが切れすぎて困る
- コントロールを上げたい
これらに当てはまる方はテンションを下げた方がいいと思います。
テンションを下げればスイートスポットを広げることができるので、多少真ん中からズレた場所で打ってもちゃんと飛ぶようになります。
また、ガットがたわんでしっかりとシャトルをくわえ込んでくれるので大きな力を加えなくてもシャトルが飛びます。その代わりに大きな力を加えてもスマッシュのスピードは上がりにくいです。
テンションを下げるとガットがシャトルをくわえ込む時間が長くなるので、その分シャトルをコントロールしやすくなります。コントロールを今より上げたい方などもガットのテンションを下げるといいかもしれません。
テンションの上げ幅・下げ幅
上記のポイントが半分以上当てはまる場合は2ポンド、それ以下なら1ポンドずつ調整するのがいいと思います。
一気に3ポンド以上変えるのはやめた方がいいです。急にそれだけガットのテンションを変えると、以前と全然違う感覚になります。少しづつ変えていかないと自分に合った適正テンションが分からなくなります。
それともうひとつ、張り替えたばかりの段階でガットのテンションの良し悪しを判断するのはやめましょう。張り替え前のガットは少なからず緩んでいます。張り替えた直後は同じテンションでもそれより硬いです。なのでガットを張り替えてしばらく打ってみた感想で次のテンションをどうするか考えてみてください。
ガットの張り替え時期やテンションについてまとめ
最初の結論でもいいましたが、ガットが及ぼす影響はそんなに大きくないです。スマッシュを速くしたかったら筋トレや体の使い方を変えた方がいいし、スイートスポットに当たるようになった方がいいです。
ただ、どうしてもガットが気になったりこだわりたい場合などはこの記事を参考にしていただけるとありがたいです。
それとガットを張り替えるときはバドミントン専門店などで張ってもらうことをおすすめします。大型スポーツ店などはオススメしません。
大型スポーツ店などだと、アルバイトが張っていたり張る人によって張りあがりの硬さが全然違ったりします。まあ今はそんなにないと思いますが。
先輩や知り合いなどが通っているショップなどの方が安心かと思います。
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